サラリーマン共働き夫婦の     築古アパート再生奮闘記

空室続きだった築古木造ボロアパートを、入居が絶えない高収益物件に変えるために、 DIYを中心としたセルフリノベーションにチャレンジする、サラリーマン共働き夫婦のドタバタ奮闘ブログです。

さらば殺風景キッチン(前編)

小田急線・鶴川駅から

徒歩8分の木造アパート、

ホワイトヴィラ。

 

長く空室のままの3室を

なんとか埋めようと

まずは102号室の改造に奮闘中の

私たちサラリーマン夫婦が、

シーリングライト、押入れに続いて、

着目した次なるターゲット、

それは、

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キッチンです。

 

見た目的に

やっぱり辛気臭さが感じられる

このキッチン。

 

その原因のひとつには、

このなんの主張もセンスもない

キッチン扉にあるのでは?

 

この白いだけのキッチン扉を

ちょっと今風のオシャレな扉にできたら

印象もガラッと変わりそう。

 

特に、入居者が女性の場合、

やはりキッチンの雰囲気って

部屋を決めるときの

大きな判断材料になるはず。

 

そう言う妻の意見を尊重し、

今度は、思い切って、

キッチン改造に取り掛かることに!

 

そうと決まれば、まずは、

この白い扉に変わる扉を

ゲットしなくては!

 

ということで、

キッチン扉のサイズを採寸したら

早速ホームセンターへ!

 

いくつかの木材コーナーで

まずはどんな色の木にするかを物色。

 

キッチンをオシャレにしたい、

とはいえ、黄色や青などの原色系で

モダンテイストに様変わりさせるのは、

平凡なセンスしかない私たちには

かなり難易度が高い。。

 

失敗できないし、ここはやっぱり

落ち着いた、大人っぽいシックな

雰囲気がいいんじゃないかと考えて、

ダークブラウン色の木材を選びました。

部屋のトーンにも合いそうな感じです。

 

これと決めたら、扉のサイズに合わせて

ホームセンターの木材カット担当の方に

切ってもらいました!

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今度は、このブラウンの木の扉に

つけるハンドルです。

 

このハンドルが結構重要!

 

その素材や色や形によって、

キッチン全体の印象を

ガラリと変えてしまうのがハンドルです。

 

今回のブラウンの扉には

果たしてどんなハンドルが

合いそうなのか。

頭を悩ませました。

 

ネットにもたくさんのオシャレな

家具用のハンドルが売ってます。

 

例えば、ヨーロッパ発祥の家具輸入サイト

ハーフィレさんでも、

素材もメタル系、レザー系などから

形も様々なタイプから選べます。

 

結局、私たちは、

買ったブラウンの木の扉に合いそうな

メタリック調の細長いハンドルを購入。

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そしてもう一つ。

扉をキッチン本体に取り付けるために必要な、

重要なアイテム。

 

それが、これ!

蝶番です。

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最初、この漢字、読めなかったです。。

ちょうばん?

いや、正確には

「ちょうつがい」

って読むそうです。

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ああ、そうか。

「ちょうつがい」っていう

読み方を知ったら、

この部品の名前が

「ちょうつがい」であることに

納得できました。

 

「蝶」の「つがい」。

つまり蝶のもつ2枚の羽が

1組として同じ動きをするように、

この金属の両辺が、

木と壁をそれぞれガッチリ固定して

1つの扉に組み立ててくれる、

そういう部品ってことなんですね。

(合ってるかはわかりません汗)

 

ちなみに、

「蝶」の字を「丁」にして

「丁番」と書くこともあるようです。

 

なるほどなるほど。勉強になりました。

 

と感心しているのもつかの間、

私たちはそのあと、

このメタリックな羽がまばゆい

美しい蝶々たちに

イヤっていうほど

手こずらされることになるのでした。

 

つづく。

押入れ改造計画(後編)

空室が続くアパート「ホワイトヴィラ」の1F、

昭和臭ただよう102号室を

リノベーションしてなんとかしようと、

私たち夫婦は立ち上がりました。

 

改造するにあたっての

最初の大仕事となったのが、

何の変哲もない押入れを、

ちょっとオシャレなクローゼットに

フルモデルチェンジすること!

 

前回の記事でご紹介したように、

まず取り掛かったのは、

「押入れらしさ」を

すべて取り除くことでした。

 

真ん中に鎮座する、太い木の柱を

どうにかこうにか引きはがすことに成功!

洋服をかけるクローゼットに必要な

「高さ」を手に入れるところまで

作業は無事に進行しました。

 

ところが、このままでは、

室内の印象的には、

古臭い押入れテイストが残ったままですので、

その印象をガラリと変える必要がありました。

 

恐らくその古びれたテイストを

醸し出しているのは

味気も素気も何もない、

その白い木の内壁だと私たちは判断しました。

 

そこで、妻が早速、ホームセンターに走り、

この部屋に合いそうな、

オシャレな壁紙を買ってきてくれました。

 

DIY音痴な私は知らなかったんですが、

今どき、部屋の壁に、

自分で好きな壁紙を塗り付けて

リノベーションすることが

流行っているらしいですね。

アクセントクロス、とか言うようです。

 

早速、私たちも、その壁紙を

押入れの内側に糊付けしていきました。

 

ただしこれがまた、

テクニックを要する作業で、

壁紙と壁の間に空気が入らないように

ゆーっくりと丁寧に、

上から下にロールを使って、

壁紙を撫でていく感じで貼っていくのが

ポイントでした。

 

こうして出来上がったのが、こちら!

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ちなみに、押入れの床は

薄いべニア板になっていて

足場が弱そうだったので、

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木の板を数枚と、ネジを買ってきて、

スノコ状に敷き詰めました。

これでクローゼットの中に踏み込んでいっても

床が抜ける心配はほぼなくなりました。

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そして仕上げです。

 

クローゼットの奥に、

ハンガーをかけられる木の棒を設置。

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扉の左側にはミラーを、

右側には洋服をかけられるフックを、

それぞれ取り付けました。

 

こうしてついに完成!!

あの古臭~い押入れが、

ちょっとモダンな広々クローゼットに!

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二人がかりでほぼ丸一日作業したので

さすがに疲労困憊でしたが、

このあまりの劇的な変わり様に、

「やった甲斐があったなぁ」と

しみじみ感慨にふけることで、

多少は疲れが和らぎました(笑)。

 

押入れという「大物」もやっつけて、

いよいよ我らの改造計画も軌道に乗ってきた!

 

さぁ、次なるミッションは!?

なんでもかかってこい!

 

ということで、

私たち夫婦の挑戦はまだまだ続くのでした。

 

つづく。

押入れ改造計画(中編)

共働きのサラリーマン夫婦が、

空室が続くアパートを

自らのアイデアで、

リノベーションしていく計画。

 

1F102号室の、

シーリングライトに続く、

改造計画、第二弾!

 

それは、

「昔ながらの上下段で仕切られている押入れを、

おしゃれなクローゼットへ大変身させる!」

です。

 

広々とした空間の

クローゼットにするためにはまず、

このドドン!!と横たわっている、

大きなぶっとい「一本の木の柱」を

なんとかしないといけません。

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これ、そもそもどう取り付けられてるの?

もしかしてちょっと上とかに

ずらしたりすると抜ける?

 

なーんて淡い期待は、

数秒後こっぱみじんに打ち砕かれます。

びくともしません。(汗)

完全に固定されてます。

 

これはもう立派な

「解体作業」になりそうな予感。

 

呆然としながらも、

ネットで解体方法を調べたところ、

この太い「一本の木の柱」

だと思っていたやつは、

細い木が間隔をあけて

並べられている状態の上下に、

薄い木の板が釘止めされてできている

ものだと判明!

 

つまり、上下に釘止めされている

薄い木の板を剥がしてしまえばいいらしい!

 

ということで、

よく観察してみると

木の板の所々に釘が打ち込まれている。

 

これを抜けばいいんだけど、

言うは易しで、

釘抜きで引っこ抜くの自体、

DIYなんてやったことない

私には一苦労。

 

むしろ妻の方がやり方を多少知ってるようで

釘抜きの使い方とコツを教えてくれた。

 

どうしても抜けない釘があって、

木の板が完全には取り外せなかったけど、

押入れの下に潜り込んで、

下から足で上に強く蹴り上げてみると

ミシミシという音とともに

やがては木の板がベコッと外れました。

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しかし、

一難去ってまた一難。

 

今度は、細い木の板が押入れの淵側に、

びっしりとまた釘止めされているのです。

 

これもまた釘抜きで抜くのですが、

なにせ30数年ものの釘なので、

錆びたり、脆くなっていて、

引っこ抜く途中で折れてしまう始末。。

釘だけでなく、心まで折れそうになりました。

 

釘が折れてしまったので、

釘で止まっている部分の木の箇所を

なんとかもぎ取らなければなりません。

 

そこで、100均一で、小さなのこぎりを購入!

せっせと釘まわりをギコギコギコギコ。

数十分後、ようやく木は裁断され、

なんとか取り外しできました。

 

いやぁ、本当、災難続きでした。。

 

でも、妻と二人最後まで、

あーでもない、こーでもないと、

悪戦苦闘を続けながら、

なんとか真ん中に横たわる木を

完全撤去できました。

ここまで半日を要するという大苦戦。

 

こうしてようやく、仕切りのなく、

高さもあるクローゼットになりそうな

広い空間が出来上がりました。

 

とはいえ、まだ不要なものを除けただけ。

ここからどうクローゼットに仕立てていくか。

私たちのアイデアが試されることになります。

 

つづく。

押入れ改造計画(前編)

私たち夫婦が空室対策に乗り出した、

築32年にもなるアパート「ホワイトヴィラ」。

 

その空室3室の中で、

いち早く手をかけることにした

1Fの102号室は、

まさに、昭和のアパートを地で行くような、

古臭い室内設備でいっぱいでした。

 

それを一つひとつ、

今どきの設備に刷新していくのが

私たちの作戦。

 

手始めに、室内照明の交換に着手しましたが、

今回はそれよりももっと手のかかる、

“大物”が相手となりました。

 

その“大物”の正体は、これ!

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押入れです。

 

内部が全面、木の板で囲まれていて、

空間の真ん中が、

太い木の板で仕切られていて、

主に布団の収納スペースになっている、

昔ながらの何の変哲もない押入れです。

 

このタイプの「ザ・押入れ」、

皆さんがよく目にするのは、

おそらく民宿や旅館だと思います。

 

宿泊客のために、毎回毎回、

布団を出したり、しまったりするから、

重い布団を2段のスペースに分けて収納できる

この上下仕切りタイプの押入れが

便利なんだと思います。

 

でも、今の時代って、

ベッドで寝るという人も多くないですか?

 

布団で寝ているっていう人でも、

きっと一人暮らしの場合、

布団は基本、出しっぱなし

ということも多いんじゃないでしょうか。

 

毎晩布団を出して、毎朝片づけるのって

正直面倒臭いですもんね。

 

だから、今の人たちって、

布団を入れるための、

こういうタイプの押入れは

決してマストじゃないように思うんです。

 

裏を返せば、

真ん中にぶっとい木の板が横切っている

このタイプの押入れは、

布団以外のものを収納するのには

むしろ不便なんじゃないでしょうか。

 

私たち夫婦はそう考えました。

 

特に、洋服。

 

ハンガーをかけるために、

ある程度の横幅のあるスペースが必要。

コートとか長い洋服をかけるためには、

当然高さもないといけません。

洋服のクローゼットのスペースは、

結構、広めのスペースがいります。

 

人によっては、室内にハンガーラックを設置して、

そこに洋服をかけている人もいると思いますが、

6畳1Kという、ただでさえ狭い部屋に置いたら

余計狭くなってしまいますよね。

 

だから、洋服はやっぱり、

アパート備え付けの収納にしまう方が

室内スペースの有効的な使い方のはずなんです。

 

なのに、ホワイトヴィラの場合、

せっかく備え付けられている

収納スペースの押入れは、

布団しか入らないような、

仕切り板がズンと横たわっています。

 

これじゃあ洋服なんてかけられません。

上の段も、下の段も、

布団以外のものを収納するには

どちらも中途半端なんです。

 

ならば!

ということで、

この何とも不便な押入れを、

洋服がかけられる素敵な

クローゼットへと

変身させてみせようじゃないですか!

 

とは言ったものの、

実際に手を動かしてみると

途中でギブアップしたくなるくらい

大変なことになろうとは、

このときには夢にも思いませんでした。

 

つづく。

明かりが照らす、お部屋の未来。

鶴川の築古ボロアパートの空室を

セルフリノベーションで埋める!

 

そう立ち上がった私たちサラリーマン夫婦ですが、

現在の空室は、2階に2部屋と1階に1部屋。

 

手を入れる優先順位が高いのは、

やっぱり人気のある2階ではなくて、1階!

 

ということで、

まずは102号室をターゲットにしました!

 

その102号室。

変えなくちゃいけない箇所は

たくさんありましたが、

何から取り組んだかといいますと、

ズバリ!

ライトです!

 

部屋の明かり。

もともと、お部屋にあった明かりは、

こんなんでした。

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最近あんまり見ないですよねー、

こういうライト(笑)。

 

お部屋をオシャレに見せるために

わかりやすいのは、なんといっても、ライト。

 

ということで、

この古いライトは、

とっとと外してしまいました。

 

そして、では、どんなライトをつけようか。

 

ホームセンターの島忠さんにおでかけして、

展示しているライトの中で、

部屋に合いそうなものを探しました。

 

色々見たなかで、

4つくらいに分かれている、

スポットライトタイプのシーリングライト

なんか良さそう!

と私たちはピンと来ました。

 

でもしっかりしたカッコいいやつは

なかなかお高いですね。

1万円を超えるものもゴロゴロ。

 

これから、色んなところにお金がかかりそうなので、

できるだけコスパのいいものを

探そうとしている私たちには

ちょっと手が届かない。

 

そこで、最近、

妻がハマりだしている「ジモティー」に

なんと3000円で売りに出している

シーリングライトを発見!

 

しかもスポットライトタイプ!

これだ!と一目ぼれ。

妻が速攻で落札してくれました!

 

こうしてようやくゲットした、

新しい部屋に生まれ変わるための

第一歩となる新ライト。

 

取り付けも簡単!

 

ゲットしたシーリングライト

取り付け部分を

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天井の電気ソケットのようなところに

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ガチャっとはめ込むだけ。

 

こうして、

はい出来ました!

 

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なめらかなカーブを描く、

メタリック調のフレームと、

ブラウン色の木のライトカバーが

絶妙にマッチして

お部屋をちょっと都会的に

演出してくれました。

 

たかがライト。

だけど、

されどライト。

 

このライトのおかげで、部屋の昭和臭さが、

多少なりとも軽減された気がする。

 

それに、部屋全体の変化としては、

ささいなものだけど、

なんだかライトが変わるだけで、

住む人の気分も変えてくれる、

ライトにはそんな力があると思う。

 

このカッコいいスポットライトを見て、

少しでも「この部屋いいなぁ」

って思ってくれる人が現れるといいな。

 

このライトが、この部屋の未来を

明るく照らしてくれますように!

 

とはいえ、お部屋の改造計画は

まだまだ始まったばかり。

 

さぁ、次はどこに手を入れようかな。

 

つづく。

昭和にタイムスリップ!?

私たち夫婦が、両親に代わるオーナーとして

空室対策に乗り出すことになった

ホワイトヴィラは、

1Kの部屋が、一階、二階それぞれ3部屋ずつの

合計6部屋の木造アパートです。

 

これまで主に、学生さんや新社会人など

年齢の若い単身者の方に

住んでもらっていたようでした。

 

その6部屋のうち、

(このブログを書いている当時で)

1階が1部屋(102号室)、

2階が2部屋(201号室、202号室)

空室になっていたので、

一番はじめにA不動産と現地訪問をしたとき

その空室になっている3つの部屋に

それぞれ入ってみました。

 

まず、感じたのは、

「うわ、昭和!!」

ってことでした。(笑)

 

それもそのはず、

間取りや内装は、

建てられた1980年代のときから

まーったく変わらない感じに

なっていたからです。

 

102号室を例にとると、

広さは約17㎡で、

玄関入ってすぐキッチンがあり、

そこから仕切りやドアはなく

奥に真四角な部屋。

 

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期待はしなかったですけど、

当然のごとく、

トイレと風呂と洗面所の

いわゆる3点ユニットバス。

 

収納は、上と下が太い木で仕切られた

昔懐かしい押し入れ。ただそれだけ。

 

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そして、当時、モニターフォンなんて

なかった時代なんでしょうね。

なんと、電池型チャイム。

 

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キッチンは、

今の時代まさかと思われるかもしれないけど、

単水栓。。

水しかでないキッチンなんて!

これじゃ寒い冬を乗り切れないでしょ!

 

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とまぁ、挙げればキリがないほど、

なにもかもが残念すぎるアパートのお部屋。

 

これじゃあね。。

うん、なかなか決まらないよ、、

残念ながら。。

 

201号室、202号室も

詳しくはまたいずれブログで

ご紹介しますけど、

室内設備は102号室と

さほど変わりませんでした。

 

ということで。

現地に行く前までは

空室が埋まらない理由を

なんとかして見つけ出さねば

と意気込んでいたけど、

そんな心配は無用でした。

 

百聞は一見に如かず!

見れば納得!

一目瞭然!

 

ただただ単純に、

「室内が昭和!」

ということだったのです。

 

もちろん、それだけではないのは百も承知で、

他にも改善しなくてはならないことは

あるのだろうけれども、

この部屋自体に魅力を感じてもらえない以上、

空室は埋まらないんだろうな。

夫婦の意見は一致しました。

 

さぁて、じゃあ、

どの部屋からテコ入れしようか。

 

どの部屋も同じくらい

手をいれなくちゃいけないんだけども、

2Fは1Fよりも一般的には

引き合いありそうだし、

まずは102号室をなんとかしよう!

 

こうして、この昭和臭が

プンプンただようボロアパートを

今どきの素敵なお部屋に変える、

私たち共働きサラリーマン夫婦による

セルフリノベーション計画の

最初のターゲットとなる部屋が

決まったのでした。

 

つづく。

やっぱり現地に行ってみないとわからない!

築32年の木造アパート、ホワイトヴィラの

長年埋まらない空室を埋める!

 

両親から引き継いだそのミッションを胸に秘め、

管理会社のA不動産にアポをとり、

話を一通り聞いてみましたが、

やっぱり物件を見てみないとなんともわからない。

 

ということで、

A不動産の車で現地へ向かいました。

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「おおーっ!!」

 

これが両親が30年以上もオーナーをしているアパートかぁ。

と、ちょっと感動!

 

幼い頃一度くらいは見に来ているかもしれないけど、さすがに記憶にない。

けど、

「思ったよりもボロくないなぁ」

というのが第一印象。

 

でも、それもそのはず、A不動産いわく

外壁の修理や塗装をしてからそこまで経ってないらしいので

外観はまぁまぁキレイなんです。

 

ただね、共用部分をよく見てみると、あちこち気になるところが。。

 

雑草の手入れができていない。

これ、夏場になったらひどいことになりそう。

 

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ゴミ置き場(今どき網だし)のまわりに

キックボードのような遊び道具が放り出されてるし。

 

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なぜか、どこかの木の枝があちこちに散らばってるし。

 

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階段の上にはビニール傘が置きっぱなし。

その中にはいつかの雨水がどす黒く汚れて溜まってるし。

 

ゴミ箱にも雨水が溜まって、ずっとゴミも捨てられず残っている感じ。

 

こんな状態のアパートじゃ、

部屋の中を見る前に誰だってげんなりしちゃうよ。

 

そっか、共用部の掃除って今は誰もしていないのか。

住人任せなのかな。

両親がもう少し元気な頃はよく行っていたけど。。

そりゃ汚くなるよ。。

 

ん?

でもA不動産からの毎月の請求書をよく見ると、

「日常清掃費」って書いてある?

 

どうやら自ら定期的に掃除にいけなくなった両親が、

いつからか業者に清掃をお願いするようになったようです。

 

でもね。日常清掃って。

してんの?本当に?

 

よくよく聞いてみると、

実態は、2ヶ月に一度、清掃業者を入れているだけだそうだ。

全然日常じゃないじゃん。。

 

それに2ヶ月に一度の清掃業務に対して、

なんで毎月請求されてるの?

 

百歩譲って、直近の清掃が2ヶ月くらい前だったってこと?

 

それが、つい2週間前くらいにしていると報告書にはある。

 

嘘でしょ?

2週間であんな雨水が真っ黒に汚れるとかありえない!

 

私はピンときてしまいました。

 

老夫婦のオーナーが

絶対に現地に見回りに来ないのをいいことに、

2ヶ月どころか、ここ数ヶ月くらい

まともな清掃なんてしてないんじゃないか?

適当にささっと済ませて帰っているんじゃないか?

 

それなのに日常清掃費は毎月請求が来ている。

 

冗談じゃない!

こんなの黙っていられるはずがない!

掃除なんて自分たちでやりますとも!

 

ということで、

即刻、不動産会社に日常清掃を解約しました。

さすがに頭にきたので

「もう二度と請求しないでくださいね」

という言葉を残して。

 

しょっぱなから、なんとも先行きが不安な、

オーナー稼業の船出となりました。

でも負けないぞ!

 

つづく。