サラリーマン共働き夫婦の     築古アパート再生奮闘記

空室続きだった築古木造ボロアパートを、入居が絶えない高収益物件に変えるために、 DIYを中心としたセルフリノベーションにチャレンジする、サラリーマン共働き夫婦のドタバタ奮闘ブログです。

押入れ改造計画(前編)

私たち夫婦が空室対策に乗り出した、

築32年にもなるアパート「ホワイトヴィラ」。

 

その空室3室の中で、

いち早く手をかけることにした

1Fの102号室は、

まさに、昭和のアパートを地で行くような、

古臭い室内設備でいっぱいでした。

 

それを一つひとつ、

今どきの設備に刷新していくのが

私たちの作戦。

 

手始めに、室内照明の交換に着手しましたが、

今回はそれよりももっと手のかかる、

“大物”が相手となりました。

 

その“大物”の正体は、これ!

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押入れです。

 

内部が全面、木の板で囲まれていて、

空間の真ん中が、

太い木の板で仕切られていて、

主に布団の収納スペースになっている、

昔ながらの何の変哲もない押入れです。

 

このタイプの「ザ・押入れ」、

皆さんがよく目にするのは、

おそらく民宿や旅館だと思います。

 

宿泊客のために、毎回毎回、

布団を出したり、しまったりするから、

重い布団を2段のスペースに分けて収納できる

この上下仕切りタイプの押入れが

便利なんだと思います。

 

でも、今の時代って、

ベッドで寝るという人も多くないですか?

 

布団で寝ているっていう人でも、

きっと一人暮らしの場合、

布団は基本、出しっぱなし

ということも多いんじゃないでしょうか。

 

毎晩布団を出して、毎朝片づけるのって

正直面倒臭いですもんね。

 

だから、今の人たちって、

布団を入れるための、

こういうタイプの押入れは

決してマストじゃないように思うんです。

 

裏を返せば、

真ん中にぶっとい木の板が横切っている

このタイプの押入れは、

布団以外のものを収納するのには

むしろ不便なんじゃないでしょうか。

 

私たち夫婦はそう考えました。

 

特に、洋服。

 

ハンガーをかけるために、

ある程度の横幅のあるスペースが必要。

コートとか長い洋服をかけるためには、

当然高さもないといけません。

洋服のクローゼットのスペースは、

結構、広めのスペースがいります。

 

人によっては、室内にハンガーラックを設置して、

そこに洋服をかけている人もいると思いますが、

6畳1Kという、ただでさえ狭い部屋に置いたら

余計狭くなってしまいますよね。

 

だから、洋服はやっぱり、

アパート備え付けの収納にしまう方が

室内スペースの有効的な使い方のはずなんです。

 

なのに、ホワイトヴィラの場合、

せっかく備え付けられている

収納スペースの押入れは、

布団しか入らないような、

仕切り板がズンと横たわっています。

 

これじゃあ洋服なんてかけられません。

上の段も、下の段も、

布団以外のものを収納するには

どちらも中途半端なんです。

 

ならば!

ということで、

この何とも不便な押入れを、

洋服がかけられる素敵な

クローゼットへと

変身させてみせようじゃないですか!

 

とは言ったものの、

実際に手を動かしてみると

途中でギブアップしたくなるくらい

大変なことになろうとは、

このときには夢にも思いませんでした。

 

つづく。